社員、バイト一丸で盛り上げる一体感が楽しかった
- 大学時代、アルバイトで初めて訪れたのが「王様のお菓子ランド」だったという有馬和也さん。実際に働いてみると『自分たちでいろいろ考える』という主体性の強い仕事の面白さを実感したそう。「バイトなんですけどある程度任せてくれるというスタンスが信頼されているな、と感じさせてくれて、すごくやり甲斐を感じたのを昨日のことのように覚えています」。
店頭に立って接客をすることで、幅広い世代のお客様と接する楽しさもあったと語る有馬さん。「もともと僕はお菓子が大好きな人間。店頭で接客をすることで、お菓子を通じて僕らスタッフもお客様も笑顔になれる。お菓子って、人に幸せと安らぎを与えてくれるものなんですよ」。お菓子が持つパワーを軸に、関わるすべての人を笑顔にするべく、有馬さんは今日もアルバイト時代の情熱そのままにエリア内の王様のお菓子ランドを駆け回る。
商品+スタッフの相乗効果で、お店を盛り上げたい
- 学生時代に王様のお菓子ランドでのアルバイトを経験し、2011年の大学卒業後、虎屋商事に就職した有馬さんは、現在エリアマネージャー兼店長として忙しい毎日を送っている。「アルバイト時代と違い、店舗では店長として、そしてエリアマネージャーの立場では地域全体のことを考えなければいけないので、やるべきことは多いですね。決して簡単なことではないですけれど、やり応えはあります」。
王様のお菓子ランドに来るお客様は、当然お菓子が目当てではあるけど、働いているスタッフの個性を活かすことで、+αの集客を狙っているとか。「常連のお客様など何度もお越しいただいていると自然に僕らスタッフの顔を覚えていただけますし、初めて来店されたお客様にとって、店内は未知の場所。初めてのお客様でも買い物を楽しんでいただけるような配慮を、スタッフ一同気をつけています」。エリアマネージャーとしては、王様のお菓子ランドがさらに認知されるよう、スタッフたちを巻き込んで、もっともっと盛り上げていきたいと語ってくれた。
虎屋商事でエンドユーザに一番近い「王様のお菓子ランド」スタッフ
「様々なスタッフが働く王様のお菓子ランド。個々のスタッフがお客様との距離を縮め、接客業務の楽しさを知る。全員がそんな接客をできたら、お客様にとって居心地の良いお店になると思いませんか?」。目標に向かって一致団結で頑張りながらも、あくまでスタッフの個性を活かした店舗運営を心がけるのが有馬さんの主義。「入ってきたばかりのスタッフが、徐々に仕事を覚えてお菓子を仕事にすることのやりがいや奥深さを知っていくのはマネージャー冥利に尽きます」。
営業、物流部門など、メーカーや卸先店舗のスタッフと顔を合わす部署は他にもありますが、消費者としてお菓子を購入されるお客様と面と向かって接し、商品をオススメする「王様のお菓子ランド」スタッフこそ、最もお客様との距離が近い部署と言えます。それはすなわち、スタッフ1人1人が「王様のお菓子ランド」、そして虎屋商事を代表する顔という意識を共有しています。
社員とアルバイトで分け隔たない関係が有馬流
- 有馬さんが担当する聖蹟桜ヶ丘店は、スタッフ総勢11名。「年齢は18歳から28歳と、世代も近くアットホームな店舗です。もちろん入ってくる人すべてがお菓子を通じて幸せを……なんて考えていません。最初はお金を稼ぐためだけにアルバイトに来る人もいますが、そういう方にも徐々にお菓子に関わる楽しさを知ってもらいたい」。
店舗運営の場合、お客様の反応もダイレクト。お店としては耳の痛い声をいただいた場合、もちろん誠心誠意を持って対応するだけでなく、落着したのちに改めてそのお客様にお店に再訪していただけるよう心がけているとか。「お店に立っていると、本当にいろいろなお客様がいらっしゃいます。そんな多種多様なお客様たちの共通点が『お菓子好き』。スタッフとお客様、お菓子が好きな者同士で相通ずるモノを感じながら、より喜んでいただけるよう日夜知恵を絞る。大変な時もありますが、なによりやり甲斐がすごい。ダイレクトに達成感が感じられます」